今年もバレンタインデーが終わって、チョコレートの山ができた。そんなにたくさんもらったのか、なんて驚かないでね、売れ残りのことだから。どうも最近はバレンタインデーも変わってきているようで、きれいに包装されたチョコをプレゼントするなんてのは、少数派になりつつあるらしい。
その変化は、我が家の女子中学生を見ていると歴然である。この人たちにとってのバレンタインデーは、友達との義理を果たすためにあるようなもので、意中の男の子に告白を添えてドキドキしながら渡す(ちょっと古いか)、なんてのは「そんなことするヤツなんか見たことねーもん」という世界なのである。
そんな人たちだから、今年も2月13日の夜は大騒ぎであった。夕方も暗くなってから台所を粉だらけにしてブラウニーを作り始め、食事が終わった9時過ぎから切って袋に詰めて包装紙にくるんで・・・終わったのは早寝のオヤジがもう夢の中の時間。切っている最中に「オレたちにはくれないの?」と訊くと、端っこの切れ端のさらに折れて崩れたものを、渋々と「食べてもいいけど」と指差すのであった。
翌朝は寝坊をして、慌てふためいて家を出て行った。友達と交換する予定の数は12個だったのだが、一つ多くできたので予備に持って行った。帰ってきて話すには、それが大正解だったのだそうで、予定外(これも変だ)の人からもらってしまったのだけど、「予備があったので助かった」と言うのであった。
周りの町の中学校では、学校でチョコを交換することを禁止しているところが多いそうだ。何でわが町の中学校では許されているのかは詳しくないのだけれど、彼女の話では「センセーたちもいっぱいもらって、渡り廊下でいやあ20個ももらっちゃいましたよ、なんて話してたよ」ということだから、結構センセーたちもチョコで丸め込まれてしまっているのかもしれない。おいおい、センセー・・・。 2008/2/19